印刷機に装着する印刷版(刷材)は、ダイレクト印刷(軽印刷)の場合、刷材がシルバーマスターペーパー・ピンクマスター等“紙版”であれば1回の使用のみで、再印刷の場合は「刷版」という工程をもう一度経過することになります。 一般印刷の場合(ただし版材が金属版(PS版)の場合)でも版を保存する為には、腐蝕を防ぐための措置をとったりしなければならず、又再利用の際は、保存剤を除去するための作業がかかったりしてその両方の手間や労力を考えると、むしろ「刷版」をやり直した方が効率が上がるため、あまり「保存版」にしないのです。 保存版が多くなると保存場所や管理の問題も発生し、「保存版料金」が浮上してきます。 内容が少しでも変われば全く再利用はできません。 印刷会社は「刷版保存」よりむしろ、版下やフィルムを保存して再版印刷の機会に備えています。 内容の一部訂正が発生しても、版下、フィルムの一部訂正で済ませることができます。